【fig.41】今度は下側ベアリング(奥側)を外すためにギアプーラーをセットしました。ところがこのままではベアリングを完全に外すことができないことが判明しました。
【fig.42】ベアリングは5mm位移動しています。しかしこれ以上は動かせないのです。ギアプーラーの先端がベアリングの内径より大きいのでつっかえてしまうのです。
【fig.43】
ギアプーラー先端・・・14mm
ベアリング内径・・・10mm
ギアプーラー先端の尖っている部分の高さも3mm程度なのでつっかえるのは解消できません。
そこで何かをかませることにしました。
【fig.44】【fig.45】
小さな皿ねじがパーツ箱にありましたのでこれをかませることにしました。
皿の直径が9.6mm、長さが6.9mmです。
【fig.47】ヒノキ工作板にローターのピンの穴がある方を刺しています。
そして、皿ねじの頭に両面テープを付け逆さにしてローターの軸に貼り付けました。この皿ねじはベアリングの内径である10mmより小さいものであればナット等でもOKです。
【fig.48】ローター、皿ねじ、ギアプーラーを写真のようにセットします。この状態でギアプーラーのボルトを締めていくと下側ベアリングが外れます。
【fig.49】下側ベアリングも外せました。Eリングも良く見えています。両面テープでローターの軸に取り付けた皿ねじもこの状態の方が分かりやすいと思います。
【fig.50】ベアリングが外れたローターの全体像。
ローターの左側がシロッコファンが付いていた方でピンを抜いた穴が見えます。2つのベアリングはローターの両側にあるEリングに密着するかたちで圧入されていました。